離乳食が始まるとこのメニューで栄養が足りているのか不安になりますよね。
中でも鉄は赤ちゃんにとって大事だとはよく聞くけれど、限られた食材しか使えない離乳食でどうやって食事で補ってあげればいいか悩みます。
実際鉄分不足の赤ちゃんは5人に1人と言われており、とても多いです。
今回そんな大事な栄養素の鉄分について書いていきます。
この記事はこんな人にオススメだよ!
①赤ちゃんに必要な栄養について知りたい
②離乳食レシピに悩んでいる
③完全母乳の人
なぜ赤ちゃんは鉄分を取ることが大事なのか
よく育児本や雑誌で見かける『鉄分不足』の言葉。
なぜ赤ちゃんにとって鉄分をとることが大事なのでしょうか?
赤ちゃんは鉄欠乏になりやすい
赤ちゃんはお母さんから鉄をたっぷりもらい、フェリチンと呼ばれる鉄貯金をしています。
しかし、赤ちゃんの身体は日々急激に成長していくため鉄の使用量は増加していきます。
母乳には鉄がほとんど含まれていないため約半年でフェリチンは空っぽになってしまいます。
そのため完全母乳の赤ちゃんは特に注意が必要です。
鉄欠乏になるとどうなるの?
鉄分が不足するとどのような影響があるのでしょうか?
脳の発達・機能に影響
鉄分は脳の発達や神経伝達物質を作るために必要不可欠です。
そのため鉄分不足になると乳幼児の場合、発達障害の原因になることもあると言われています。
鉄欠乏性貧血になる
鉄はタンパク質と血液の赤血球中のヘモグロビンを作ります。
ヘモグロビンに酸素がくっつくことで、脳や前進に酸素を届けます。
鉄が不足するとヘモグロビンを上手く作れず…
体への酸素が行き渡らなくなり貧血の症状がでてきます。
鉄はどのくらいとればいいの?
鉄分は1日にどのくらい摂取する必要があるのでしょうか?
生後6~11ヶ月は1日鉄3.5㎎とることが必要
日本食事摂取基準(6~11ヶ月)によると
①推定平均必要量…3.5㎎/日
②推奨量…5.0㎎/日
3.5㎎ってけっこう多いなぁ…
鉄を多く含む食品は?何を食べればいいの?
ここでは鉄分を多く含む食べ物について紹介していきます。
ヘム鉄を摂取する
鉄には2種類ヘム鉄と非ヘム鉄があります。
ヘム鉄
・肉や魚に含まれる
・タンパク質に包まれていて吸収率が高い(10〜20%)
豚・牛の赤身の肉、赤身の魚、レバー、あさり
非ヘム鉄
・野菜・穀物に含まれる
・吸収率が低い(2〜5%)
・一緒に食べたものに影響される
ほうれん草、プルーン
吸収効率の高いヘム鉄を積極的にとる必要があるんだね!
鉄を多く含むミルクやレバーを活用する
鉄を十分に摂取するにはミルクやレバーを上手く活用する必要があります。
・母乳 0.04
・育児ミルク 0.78
・フォローアップミルク 1.33
・牛乳 0.02
・豚レバー 1.3
・鶏レバー 0.9
・かつお 0.19
・マグロ水煮 0.1
離乳食の進み具合に合わせて上手くフォローアップミルクを活用したいね。
オススメのベビーフード
我が家でよく使用するベビーフードを紹介します。
和光堂 鶏レバーと野菜(鶏レバー2%以上)
味が美味しいみたいでよく食べてくれます。
お粥や豆腐となんにでも混ぜられて便利です。
和光堂からもう一種類の鶏レバーと緑黄色野菜があります。
こちらは鶏レバー5%以上入っているためか味に癖があるようで一袋全部混ぜると嫌がられます。
味の濃い野菜と一緒に少しずつ食べさせてます。
ブルガリアヨーグルト カルシウムと鉄分
ブルガリアヨーグルトにカルシウムと鉄分強化商品があるのを知っていますか?
100gで鉄が2.5㎎含まれているのでかなり良いです!
カルシウムも強化されているの赤ちゃんも大人も積極的に食べたいヨーグルトです。
ヨーグルトは離乳食にも取り入れやすいのでオススメです。
まとめ
- 鉄欠乏は①脳の発達に影響②鉄欠乏性貧血を起こす
- 鉄を上手く補うためにはヘム鉄を摂取する
- そのためにはミルクやレバーを活用する
赤ちゃんは鉄欠乏になりやすいってなんとなく知ってたけど、こんなに大事な栄養素なんだね。
毎日無理のない方法で赤ちゃんに鉄を補給してあげたいな!
おわりっ!
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